そう、昨日登場したホームレス男性のHさん。
最初の出会いは、わたし達のテントの隣にテントで引っ越してきたホームレス。中年女性(後で聞いたけどお母さんだった)と一緒にきてテント張って座ってただけで、なんとなくシャイな感じ・・・☺️ 程なくしてお母さんは帰っちゃったんだけど。
結構お隣さんに、数日の滞在って感じでテント張っていた人たちもいたんだけど、Hさんはとにかく定住できる家が欲しいらしい。だけど、無職で小さい時に生死を彷徨う交通事故に遭って体に障害があるらしく国から援助をしてもらっていて、大人になってからも脳梗塞になってそこでも手が少し曲がっているけど、普通に生活ができるように見える。
世界中にいろいろな人がいると思うけど、一体どこでどうなって人の人生ってスタイル?と言うかその方向を歩き始めてしまうのか?
Hさんも42日のパーク移動があって、その度にとても大変そう。夫の仕事が3PMには終わるので、パークのチェックアウトは10AMなんだけど、とりあえずわたし達のキャラバンに荷物持ってきて、夫が仕事が終わったら引っ越しを手伝った。
引っ越し先のパークで食料が盗まれたって言ってたんだけど、結局犯人は大親友(脳梗塞になった時に一緒にいて彼に助けてもらったそう)だったと言う・・・その親友もホームレスなんだけど、Hさんは国から援助を受けている分毎週水曜日に、たくさんではないけど生活できる程度にはお金がもらえるから、親友を助けたりして一緒にテントに住まわせてあげたりしてたの。でも、その親友にも裏切られてもう絶望的な感じでわたし達に話をしてきた。
正直、もうわたしの心は切ないよ・・・😢 Hさんは、思いやりのある人。話をしても身なりも外歩いている人と同じだ。何が違うかと言えば?もしかしたら、これが大きな違いなのかもしれない!限られたお金の中で、自分が置かれている状況に気がついてない?酒だのタバコだの毎日飲む。釣りに行ったり、ビーチでワークアウトしたりと色々しているけど、毎日暇で仕方ないそうだ。
夫もわたしも、彼を助けたい気持ちでいっぱいだけど、こう言う状況って自分自身が決断して動かない限り、何も変わって行かないのが現実だ!それは、わたしも自分そして夫を通して実感したもの。こう言う生活を始めて少しずつ気がついたのは、自立すること!自立していない大人がこんなにもいるんだなって・・・とかく大人は子供に自立しろと言うけれどそのために子育て中に自立する大人になるために何を教えてあげられたんだろう?
わたしも夫も同様、良かれと思ってしてきたことが子供にとって苦しい成人生活を送らせてしまう道しるべを示してしまったのかも?。でも、わたしは息子を通して子育てのやり直しというと大袈裟ですけど、子供達との関わり合い方を変えてみると何か発見できることあるんじゃないかって信じて実行するのみの今日この頃です☺️
Hさん、元気でやっていると信じて🙏 彼違うパークに移ってからしばらく会ってないですが、こないだ夫にテキスト入ってクリーニングの仕事が決まってブリスベンへ引っ越したとのこと。これを聞いて本当によかったって思う☺️
また、機会があればきっと出会える!またね、Hさん〜❤️
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